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  • 2015/07/15
  • コラム
「おいしさ感覚」の担い手、”歯根膜”
こんにちは
院長の藤高です。

「おいしさ感覚」の担い手として歯は重要です。
歯を支えている骨、つまり歯の根が埋まっている歯槽骨と歯の根の表面との間には「歯根膜」という軟組織があります。
この歯根膜というのは、歯が受ける衝撃を和らげるためだけでなく、「おいしさ感覚」をもたらす大事な機能を備えています。

食べ物が硬か軟らかいか、粘りがあるかサラッとしているか、冷たいか温かいか、歯ざわりがよいか悪いか等の感覚を歯根膜が知らせてくれるのです。

歯を抜くということは、この歯根膜も同時に取り去ることになります。ですから入れ歯では食べ物の「おししさ感覚」は著しく減退します。
これは、人工歯根であるインプラントでも歯根膜の機能はありません。

ご自分の歯だからこそある「おいしさ感覚」を大切にしたいものですね。
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